さて最初は塀の工事の続きです。解体工事に塀もカッターを入れ上の部分を取り払いました。全て塀を解体できれば良かったんですが、下の塀の部分が庭の土留めにもなっていたのでそれは出来ず、じゃあどうするか。協議の上、既存の塀の補強プラス新たな塀（アルミ製）での施工としました。 んで、この写真は既存の塀の上から補強込みで左官工事を施しているところ。

表面が乾いてからアルミの塀を設置。このご自宅は目の前が国道なので、目隠しと防音を兼ね備えています。

さて今度は内装。レベルがばっちり出たところで間仕切りの壁を施工していきます。

壁下地を仕込み、石膏ボードを張っていきます。基本的に新築などは壁の下地は施工しませんが、改修となれば話は別です。なぜかって？それは改修に入るほとんどの住宅はレベルが出ていない（まっすぐでない）からです。住宅の経過によるものと考えてますが、（まあ改修が必要な物件はそれなりに築年数が経っていますが）理由は様々でしょう。地盤沈下や木材の乾燥、昔はそんなにシビアではなかった、などなど。要するに現場によって対応が違うわけですね。 話がずれますが、よく周りから「○○をリフォームしたいんだけどいくらぐらいかかる？」と聞かれます。これが一番困る質問なんですね～。話をしていただけるのは有り難いんですし、お金がいくらかかるのかは早急に知りたいところでしょうが、先程説明したように、何が原因か？実際現場を見てみないとわかりません。なので回答に困るわけなんです。これは建築業界におられるほとんどの方が感じている部分ではないでしょうか？（だからといって改修の御相談を遠慮されても困るんですね笑どんどん御相談お待ちしてマース！）

これが以前の改修前の図。

丸太もこんな感じで見せました。次回で完成。 そうそう、以前施工させていただいたY様邸の新築工事ですが完成写真が出来ました！施工実績から是非是非ご覧ください！