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2016/05/09
前回の続き、I様邸の新築工事の様子です。
今回の物件の外壁は板金、ガリバリュウム鋼鈑で仕上げ予定。ここは見た目のデザインとこだわりで一枚モノの部材を用意しました。張るのが大変ですが仕上がりはスッキリ見えます。長さは6M超え!一枚もののメリットは、水漏れの心配が無いという事と、継ぎ足しの場合は継ぎ目に帯材が必要になりますがそれが不要で、見た目の問題もクリアできます。
外壁を張る前に、下地と開口部の防水処理を行います。換気扇のフード周りにあるゴムは「ウェザータイト」というもの。これもフクビ製品なんですね~。ちなみに防水テープは下には張ってはいけませんので決して忘れているわけではございません。
全ての処理が終わり外壁を張っていきます。
の前に、屋根工事。ルーフィングを施工した後の図。屋根も板金仕上げです。今回の物件の屋根形状は「パラペット」というやつです。
屋根は方流れ。ちょっと話がずれますが、最近方流れの家が多くなってきましたね。ほとんどが太陽光を設置するためなんだと思います。そこは別段問題は無いんですが、方流れの庇が無い家も多くなってきました。まあ方流れ屋根だけに決まったことではないんですが。寄棟や切妻の屋根もそう。これには少々意見を。まず庇って何のためにあるのでしょうか?
庇というものは単にデザインや雨を防ぐものだけではありません。庇があることで、日射を遮ったり、外壁の劣化を防ぐ効果もあります。庇がある家(画像参照)は当然庇が無い家よりも費用はかかりますが、後の外壁の経年劣化等を防ぐことを考えると、デザインも当然大事ですが、庇(軒・桁の出)を考えるのも大事だと思います。
さて工事のほうに戻ります。外壁も施工完了~。店舗なんでスッキリとしたシンプルなデザインで。
エントランスの建具。既製品だとなかなかイメージにあったものがないんですよね・・ってことで製作の木製建具で施工。出来上がりが楽しみな感じ。ではまた次回。
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