今回はミキサー車（６ｔ？８ｔ？）が敷地前に設置出来ず、それならば家の裏からポンプで圧送することにしました。ミキサー車の設置が難しかったり、坪数の多い基礎には今回のポンプ圧送のコンクリート打ちが使われます。

まだまだ伸ばし‥

そりゃ！とコンクリートを流しました。ポンプの長さはなんとびっくり６０m！‥まあびっくりするほどでもないですが、ここで注意点が。最後に水を流して配管内部のコンクリートを綺麗にするのですが、コンクリートの容量を間違ったり、水を頼むタイミングを間違うと配管にコンクリートが詰まりひじょ～に大変なことになります。

で完成。内部の円柱の立上げ基礎は土間が乾いてから施工の予定です。…とまあ全てが順調と思いきや、一番心配していた事が。最後の最後に配管内部でコンクリートが詰まる自体が！どうやら水を頼むタイミングが遅く、また夏場でコンクリートが固まるのが思いの外早かったためだと思われます‥結局配管をばらし、人力でコンクリートを出しましたとさ。これは「押すなよ。押すなよ。絶対に押すなよ！」で押す。みたいな感じで心配していたことが実際に起こりました。ちなみにその画像はありません。だって必死になってるところに写真をバシャバシャ撮っていたら‥そらそうですね。

これが完成図。どうですか？一見基礎らしくみえませんが、立派な基礎です。このメリットとして、まず配管や構造などのメンテナンスが非常に楽ちんなこと。また風が通りやすく、基礎の湿気がこもりにくくなってます。当然断熱材が基礎の内外にあるので夏は涼しく冬は暖かくなります。しかしメリットだけではありません。当然デメリットも存在します。まず単価が高い！（材料費がね）もう少し安価であれば施主様の負担が少なくなるのなぁ～。（フクビさん、これみていたら是非価格改正お願いします。）あとは‥なんでしょう？シロアリの保証もついて、断熱もたっぷり！まあ施主様が安心と満足を頂けたらそれで全てオッケーですね。