製材業
2012/12/12
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楢崎住宅には木材の販売、また製材業も行なっております。しかし個人事業の製材業は年々衰退していくばかり。その理由としては、構造材や建材など既製品の普及があります。
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当初、楢崎木材工業所として事業をスタートし、そこから請負業として楢崎住宅を立ち上げました。一昔は家の構造材、造作材を丸太から製材し用意する。といった流れが当たり前でしたが、時代の流れと共に製材業というのは衰退傾向にあります。プレカット（機械加工）の台頭や、職人の不足、また流通の早さ、手間などが挙げられます。もちろん既製品のほうがモノがいい場合もありますし、一概に既製品はダメ、製材業から一から作るのは良いとも思いません。しかし製材があることによって、既成品にはないただひとつのモノを作れる。ということが大きな強みになっています。
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製材を行ったばかりの木材というのは、乾燥しておらず、含水率で言うと約４０～５０％ぐらいあります。ただ針葉樹と広葉樹でも違いますし、辺材と芯材（木材の真ん中と外側）によっても含水率は違います。平均の値ですね。そこから自然乾燥さし１５～２０％まで落とします。木材というのは乾燥時に縮んだり割れたりします。そこまで自然乾燥し管理するのは手間も時間もかかりますが、本当に品質の良い物は手間をかけないと出来ないですね。
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これが製材を行う機械です。昔から変わらず、職人の不足や、効率の悪さなど時代と反映してませんが、木の本当の良さは製材を行わないとわかりません。現代の住宅にも少しでも本物の木を使用して良さが伝わるように考えています。
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製材を行った木材はこうして何年も管理、保存してあります。木製のカウンターなど良い物を安く提供出来るように努めて行きます！
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