I様邸新築工事 基礎工事
2016/03/25
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三寒四温とはよく言ったもので、やっと春か！と思いきや冬のような寒さを感じたり。という事は昔から気候は毎年こんな感じなんですね。毎年同じといいつつ全然慣れないのは私だけではないはず。さてさてＩ様邸も基礎工事になんとかたどり着けました。 ちなみに写真の白い部分は掘った部分を砕石で転圧した後でございます。
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通常はベタ基礎なんですが、今回は土間仕上がりで給排水管を事前に設置する、ということで布基礎での施工。よく質問されるのが、ベタ基礎と布基礎どう違うんですか？構造耐力的にはどちらがいいんですか？というところですかね。ベタ基礎と布基礎の大きな違いは、土間ではないでしょうか。ベタ基礎は土間コンクリート（床面）に鉄筋コンクリートで支える基礎（耐圧盤）で布基礎は１階の壁の下だけに基礎を配置するというもの。・・文面では非常にわかりにくいですね～笑 ほんとにほんとに簡単に言うと、ベタ基礎は土間コンクリート鉄筋あり、布基礎は土間コンクリート鉄筋無し（土間コンクリートを打たない場合もあります）といったとこでしょうか。 次にどちらが耐力的によいうのかという点。これは勘違いされている方も多いかもしれませんが、ベタ基礎が強い！というわけではないようです。考え方としては構造物や仕様に合わせて使い分けることが大事であり、それぞれに長所・短所があり、例えば鉄骨プレハブ系の住宅は布基礎ですし、軸組み工法や2×４工法はほとんどベタ基礎が採用されています。
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楢崎住宅は、通常はベタ基礎が基本ですが、少し変わった基礎の仕様になってます。（過去日記のエアサイクル工事、基礎工事に詳細あります）内部の基礎の立ち上がりが円形の基礎（コラムベース基礎）を使用しており、その円形基礎の配筋強度に必要な地中張りなるものが必要ですんでベタ基礎を採用しているということなんですね。ただそのコラムベース基礎は床がある場合にのみ使用できるんですが、今回は土間が、仕上がり。なぜかというと今回は店舗併用住宅なんです。１Ｆが店舗ですんで土間の仕上げということなんですよ。なので今回布基礎にした理由は内装の仕上がりによってこうしたわけです。
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布基礎でもベタ基礎でも変わらないのが配筋検査です。問題なく検査は終了～
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立ち上がりにコンクリートをポンプで流し込み。
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型枠を外し完成！と思いきやここから内部の配管を仕込みます。基礎の際に見える粉上のもの防蟻処理剤です。
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配管も仕込み終わり、転圧後、土間部分に防湿シートを敷きこんでから土間コンクリートを打ち込みます。
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基礎の完成図です。配管の位置がばっちり出すのが大変でしたが、大きな問題も無く終了。やはり床組みで床下にヘッダー組んで給排水工事するほうが簡単ですね～。 次回は棟上です。どうか晴れますように～！
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