天井や内装もはがしていきます。

サッシが新しく付く場所など計算し骨組みの状態。なんだか某ＴＶ番組の感じです笑。そうそうそのＴＶ番組なんですが訴訟がありましたよね。業者に金額が正式に払われていなかったそうな。まあこれはプロ目線から見て、施工は考えも付かないような素晴らしい工法もありましたが、最後のテロップで出る金額には「ほんまかいな？」という疑問でいつも感じてました。確かにデザイン料うんぬんは含まずと出てましたが、今回はデザイン料とかではなく下請け業者に追加工事の正当な金額が出なかったという部分が問題。これってよくトラブルになる原因のひとつなんですが、リフォームなどの改修は新築と違い、解体してみて初めてわかるというのが多いんです。大丈夫と思っていたらシロアリが出ていたりなどなど。下調べを十分にしないと当初の見積金額では算出できない金額が出るのも当たり前です。まあ下調べでもわからないところもありますが。Ｔシャツが出てきたりね。ちょっとずれましたが、まあ訴訟というぐらいなので、追加金額がもらえないのが慢性化していたか、大きな金額だったかどちらかなのでしょう。そのＴＶ番組とうちの大きな違いは、その都度施主様に実際に確認してもらっている点でしょうかね。双方納得のうえで追加工事をおこなうか、どのように対処するか決定しています。

でいつもの屋根断熱。今回は軒裏は化粧材を使用することにしました。

忘れてはいけないのは耐震改修。そこで今回はこれ！専用のダンパーを設置します。その名も「ＲＥＱダンパー」これもフクビ製品です。最近大きな地震が来てますが、熊本地震の発生から問い合わせが増えているそうです。どんな感じに付くのかというと・・

取付完了図。結構いかついですね～。これをX・Y軸に４箇所取付ます。これの素晴らしい所は専用ビスが１本多く入っているところ！！！なんじゃそらと思われるかもしれませんが、スジカイや柱留めの金物はちょうどの本数しかビスが入っていないんですね～。頭がなめてしまったり、落としてなくしてしまったり、大工さんの誰かの腰袋に入っていたりで足りなくなることがあるんじゃないでしょうか？（現場談）

外部の断熱材も張っていきます。今回の建物、当然起き（建物が基礎に対して垂直かどうか）を見てますが、新築と違いそう簡単に起きてはくれません。柱の寸法も全部若干違いますしね。結構大変でしたが、最後の微調整は内部の下地で垂直を出すようにします。次回は内装に入っていきます。