今回は軒先が化粧仕上げです。そして断熱も今回は屋根断熱６０mm、壁断熱５０mmと温熱等級４がクリアできる仕様になっています。ここからは専門的なところなんですが、屋根の通気層の絡みで屋根の垂木が１０５の大きさ！これをそのまま化粧で見せると重たい感じになるので、軒先の垂木を斜めにカットしておきました。これでシャープな感じが出るようになります。

軒先の垂木寸法は６０mmにしました。

正面からの図。断熱材の上下のくぼみに風が通る仕組みになっています。上の通気層は壁の外の通気、下の通気層は壁内部の通気用となっています。

これが屋根完成図。断熱材の厚みと合わせるため、化粧部分にさらに厚み調整材を施工します。今回の屋根は和型の瓦。見た目も品質も一味違う感じになりそうですね～楽しみです。いつも思うのですが、施主さんと同じくらい私のほうも出来上がりを楽しみにしています！単なる自己満足と言えばそうなんでしょうが、本当の家造りはそうじゃないかと。造り手と施主さんとの思いが合致しないとイイものは造れないと思います。