今回のお宅は、築３０年～の木造住宅（ん？なんだか某番組の冒頭のようですね）写真でもわかるように、トイレやお風呂がタイル貼りになっています。今回の工事内容は、段差の解消、いわゆるバリアフリーってやつですね。あとは設備器具の変更などなど。洗面室、浴室、トイレの改修工事です。 予算もありますんで、現況の間取りを活かし、なおかつ暖かいお風呂と、洋式のトイレにされたいとのことでした。

これが現況の浴室。浴槽もステンレスで、劣化は無いのですがとにかく冷たいとのこと。タイルも同様です。ちなみに住宅の問題として、ヒートショックがあります。これは医学用語ではないのですが、暖かい部屋から寒い部屋、要は温度差が激しいところに移動すると、血圧が急変し脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因にもなります。日本では年間１４０００人もこのヒートショックで失くなっているそうです。

洗面室がトイレの入口兼用になっており、なおかつ少し狭いようです。画像でもありますが施主様の知恵であらゆるスペースに収納が取り付けられています。間取りを広げようと考えましたが、洗面室の対面の壁がキッチンですので、それは不可。さてどうするかなぁ～？？とまあ考えつつ、他にも色々考えます。予算や工程などなど。普段お使いになられる場所ですので最短の工期がまず一番。（トイレは２Fにもあるので、そこはクリア）では工事にかかっていきます。